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「夕方の人の動き方が違う」。いまの家に引っ越してきて以来、かみさんと何回も交わした言葉である。都会ではサラリーマンの帰宅姿が見え始める夕刻、私達のいる集落では勤めから帰った住民の方々が田畑や山や家の周りでせっせと働く姿が見られる。また、この集落の方々の”顔”の多彩さにも驚いた。
私達の家の屋根を直した大工さん達は、実はご近所さんで、ある時は農業者、ある時は勤め人、ある時は山仕事師、その他、地域でも自治会役員、祭りの仕切り役と様々な顔を持っている。そしてこの親ありてこの子ありでありと言おうか。その方達の子ども達は親の田仕事や祭り、集落の祭事の傍らで、遊びながら、時には小さな子の面倒、親の手伝いと実に身軽に動いている。親達や周りの大人達が毎日様々にみせる”背中”が子達をそのようにするのだろう。 続く・・・ #
by mukouno-tani
| 2009-12-08 12:36
| 野研ノート(デザイン)
先週末に今年最後のパプリカ、ピーマン、少し遅めの生姜、落花生、今日はとなりの杉林からシイタケとヒラタケとナメコ。キノコ類は、今年の春、イヌシデ、カバノキ、コナラなどに家族で植菌したものだ。キノコが生えるのは来年からかなと思っていたから予想外のごちそうで、シイタケはアルミホイルにくるんで薪ストーブに放り込んでバター焼き、ヒラタケとナメコは汁と、先程かみさんが料理していた。
まだ雪が解けていない今年の3月、「山の手入れをするなら雪があるうちだよ」と言っていた今は遠くで有機農業の修行をしている友人の言葉を思い出し、笹の原に蔓の絡まった雑木が生えている鬱蒼とした林に子達が遊びに入れるようになればいいかな。と、チェンソーをもって初めて入ってみた。 続く・・・ #
by mukouno-tani
| 2009-12-07 22:01
| 畑と山と食と循環
寒い寒い日が続く冬の楽しみの1つは風呂に入ることだ。
私の家は薪風呂だが、五右衛門風呂ではなく、見た目は琺瑯、タイル張りで、家の外に焚き口があり、また灯油ボイラーが隣についておりそこからお湯を出すことも出来る。 だけど薪で焚くお風呂が何より温まる。温泉に入るより温まるので当初驚いたのだが、よく考えてれみれば、風呂釜の真下でボウボウと火を焚いているわけで、身体を大きな鍋で茹でられているか、遠赤外線で料理されているのと同じだ。 ただ、よく暖まるが、慣れないから焚口の火がすぐ消えるし、長時間いい按配のお湯加減になるよう火を保つのが更に難しい。だからお湯がいい塩梅になると家族5人が慌てて入る。熱いからといって下手に水で埋めると怒られる。 この薪風呂を使うことができたのは、地元のK商店があればこそだった。 続く・・・ #
by mukouno-tani
| 2009-12-07 07:08
| 野研ノート(地域)
この家に移り住む年ほど前に、野外体験産業研究会に関わる者達で北欧の田舎と都市を調査研修したことがある。
我々の主題は、北欧の国々の人々の暮らしや自然との関わりを見聞し、わが国のこれからの暮らしの形を考えることであったが、同じ旅の行程が建築、森づくり、アイアンワーク、デザイン、地域経済の5つの目によって別の角度から切り取られ、それを共有することで5倍のボリュームを持った。学ぶ旅とはこのような集団でするものだ。そう思った。 北欧4カ国を点々とするなかで、スウェーデンではスカンセン博物館に多くを学んだ。ここでは、彼の国の十六世紀から二十世紀初頭までの伝統建築が移築されており、それぞれの時代の人々の暮らしの様子をみることができる。特に、家の形やライフスタイルとともに変化する火回りは面白い。 続く・・・ #
by mukouno-tani
| 2009-12-02 23:09
| 野研ノート(デザイン)
毎年、盆はかみさんの富山県の実家に、正月は私の熊本県の実家に行くのが私達家族の習わしとなっている。大抵、かみさんと子達がバスと電車を乗り継いで先に富山に行き、私が後で車で追うのであるが、移動中大変らしい。いつも誰憚ることなく暮らしているためだろうか、子達の声が大きく、3人でじゃれはじめると周囲の人達がびっくりするらしい。彼らはどこでも自然体である。街中でも虫をみれば追いかけていくし、いつも家の前の小川で遊んでいるせいか、水があるとついつい覗き込んでしまう。
そんな、かみさんの実家の盆の、私にとっての印象は、精霊やぐらである。それは、かみさんの母親の実家、富山県上市町の盆の行事だ。 続く・・・ #
by mukouno-tani
| 2009-11-30 21:51
| 野研ノート(地域)
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