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2012年3月3日
しばらく止まっていた、家の手入れを再開する。 南側の部屋の引き戸づくりをはじめた。 やはり、目的が明確であれば、そこれに取り組む方法を常に広げようとすべきなのだ。 第3次産業に就く者であれば、読むこと、議論すること、計画・実行すること、書くことに方法は限られ、思考はその中で得られる経験の枠の中で行われる。しかも、消費者であればあるほど、食べる者も、燃料も、ライフスタイルに関わるものは全て所与のものである。与えられて当然、買うことが当然と思っているものを自分で作っていかない限り、枠の中でぐるぐる回るだけである。 しかも、子ども達の世代は今の通り回ることは許されないだろう。食料を含むありとあらゆる資源の逼迫が、支払えば買えるという状況を許さないだろう。 まあ、育てることや作ること自体は楽しいことなのだから、そう切り替えていけばいいだ。 そこまで、考えながら作業していたわけではないが、引き戸の枠をネジでとめていて驚いたことがある。 インパクトドライバーではもう使えなくなってしまった、かなりネジ山が潰れたネジ。手回しのドライバー(ラチェットドライバー)で試してみたら、そのネジが使えたのだ。 インパクトドライバーは、握力も使わずネジを回せるから便利だ。だけど、パワーがあるのでネジのネジ山が潰れやすく、無駄になるネジが多いので気になっていた。 ネジは安いし、楽だからといって、こんなにネジを使い捨てにしていいのだろうか。しかも、インパクトドライバーを使うのに電力まで使って。小説や史学の本を読んでいると、昭和30年代までは、家を建てるのに、古釘を集めることから始める場面がよく出てくるのに。ネジを一つ作るのに実は膨大な燃料が必要なのに。 手回しライバーもずいぶん改良されていて、ラチェットドライバーなどはかなりしっかり締めることができる。しかも、手で加減することから、ネジへの負荷もずいぶん軽いようで、1つのネジを何回も使えそうだ。 インパクトドライバーや他の電化工具は実に便利で、それでないと出来ないこともある。だからこれからも使っていくだろう。だけど、釘を何度も使う、ネジを何度も使う、そして無駄に使わない。そのために、もう少し慎重に道具を選んで使う。こんな大工や建物づくりはかならず再来するだろう。再来しないと、子ども達の時代がえらいことになる。 ということは、家の修理していないとわからないし、考えられないので再開。 春が来ればお客さんも来始めるし、こつこつやっていこう。壁は何とかできたから、今度は引き戸。
by mukouno-tani
| 2012-03-03 20:37
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