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2010年7月2週週末。昼前から次男坊が玄関の腰掛でもぞもそ。何しているん?と聞くと、「オスとメスのおみあい」と答える。みると小さなクワガタ達が向かい合っており、その横にメープルシロップのチューブ。彼は、なぜか、おみあいには食べ物が必要だと思ったらしい。そしてクワガタの食べ物だからとシロップにしたようだ。おもしろいぞ2番目。 5月に手入れした、家から300m西にあるコナラ林に少しずつクワガタが来だした。早朝、若い木をけるとときどきぽとんと落ちてくる。夏の間、かれらのクワガタ・カブトムシの相撲やお見合いが続く。 次男坊と話したあと家の南の畑の小豆畑の草取りにでる。自家製の小豆でつくったぜんざいは味も風味も一味違うので毎年植えるが、いつも草の原にうもれてしまうので、今年こそは沢山食べたいと草をむしりはじめる。 農家の人からみると当たり前のことなのだとおもうが、最近、雑草の種類や草取りの後の前後の天気により、雑草の再生力が全く違うことに気づいた。 草取りのあと天気の日が3日は続く様なタイミングで草取りをする方がいい。草をとってしっかりと根の土を落として、畝の脇に広げておけば大抵の雑草は根から枯れてしまう。しかし、生命力のとても強い雑草もある。6~7月の向うの谷では、ムラサキツユクサとハコベとスベリヒユ。この3者はまず引き抜くとき茎から根がはずれやすく、次に根ごと抜いて、よく根の土を落として3日間天日に晒しても植物のどこかが土に触れていれば、夕立の後などに力強く復活する。だからこれらの草は他のむしった草の上に置いて枯らすなどもう一工夫が必要である。なぜか、この3つとも、おひたしにしておいしく食べられるようなので、副産物とみなして収穫すれば一石二鳥なのだが、これは次の課題。 こんなことも考えながら、アズキ畑の草取りについては一試行してみた。要は天気を選んで草抜きすれば、ムラサキツユクサとハコベとスベリヒユ以外はほとんど枯れるのだから、これらは抜いた後に土を落として、そのまま畑に広げてマルチ兼肥やしに使おうという方法である。この方法が可能なら、抜いた草を一々集める手間は省けるし、雑草が畑から収奪した養分をそのまま畑に還元することができるし、少しは次に生えてくる雑草の芽を抑えることができる可能性がある。 もくもくと、ツユクサ君達以外の雑草を抜いて土を落とし、アズキの根本に敷いていく。ツユクサ君達は、日のよく当たる所ならとった草の上におくか、またはちょっとはなれた藪にぽいっ。 作業は、草を集める行程がない分、ずいぶんスムーズになることがわかった。しかし、困ったことに達成感がない。きれいに草を取りながら後ろをたまに後ろを振り向くと黒々とした土に野菜だけが生えているのを眺めるとなんとも気持ちのいいものだが・・・ 草を引いて3日目、抜き忘れた草が転々と生えているが完全に枯れている。それに一度アズキの丈が雑草に勝ると、雑草は日陰のものとなり、勢いも落ちそうだ。この後、夕立が続いたりしない限り、引いた雑草は再生しないかな。
by mukouno-tani
| 2010-07-28 20:18
| 畑と山と食と循環
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