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山の中腹にある私の家から国道に降りる道は緑のトンネルだ。道脇には杉、桧に混じって、コナラ、クヌギ、シデといった落葉樹があり、秋になるとまずドングリが落ち、そのあと落ち葉が積もる。
家ではバイオトイレを使っていて常時腐葉土が必要でこれまで購入していたが年間1万円以上がかかってしまっており、かみさんと今年は落ち葉で腐葉土作ってみようと話していた。また、他の落ち葉の利用方法について調べてみると落ち葉マルチというのがある。野菜の根元に落ち葉を敷き詰めるとかなり雑草が抑えられ、また植物の発育や食味がいいらしい。また、腐ったらそのまますき込めるので、畑の肥やしにもなる。さらに、道路端の落ち葉も土にならないから、草の勢いも抑えられるかもしれない。 うまくいけば一石三鳥かなと思い、週末にそこで落ち葉集めをしようと思っていた。 ところが、今日の夕方かみさんからその落葉のことで突然電話がかかってきた。 「知らないおばさんがあそこで落ち葉を集めて袋に積めている」という。 思わず、その場に直行しようと思ったが、さすがにそういうわけにはいかず、かみさんに「そこのうちのものですが、うちでも畑で使うので、少し残しておいていただけるとうれしいです。」と伝えてもらった。 夕方、早めに仕事から帰ると、その道端でかみさんと子達が早速熊手を使い落ち葉集めをしていた。 「なんか言うの恥ずかしかったよ。」といいながら、せっせと落ち葉を一輪車に載せている。早速、手伝いに入り、かみさんが集めた落ち葉を畑に7回程、バイオトイレ用に4回程、それぞれの場所に運んだ。 まだ、クヌギやコナラには枯葉が落ちずに半分ほど枝についたままなので、もう少し落ち葉を集められそうだ。 畑に入れた落ち葉は早速いま植えてる野菜の株間に敷き詰め、あとは先日植えた玉ねぎとにんにくの畝のそばに山積みにした。葉が少し大きくなってきたら、草抑えに株間に敷き詰めてみるつもりである。 バイオトイレ用の枯葉は、枯葉腐葉土用の箱をつくってそこで作ってみようと思っている。 私は経験したことも、見たこともないが、戦後の燃料革命前は、村や集落ごとに落ち葉や刈草の使い手は決まっており、よく利用権のことで、いさかいも起こっていたという。 枯葉はいい匂いだなと思いつつ、今日の穏やかな枯葉争奪戦のおかげでまた新しいことができたなと、のんびりしたことを思っている。
by mukouno-tani
| 2009-11-29 10:30
| 畑と山と食と循環
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