2012.1.7
夏の気温が低かったので冬の雪はすくないかなと思ったら、少し控え目ながら、やはり積もった。
夕方から気温がかなり下がるとの予報で、家の回りの雪の壁が氷になる前に、少し低くしておこうと、家の裏側で作業をしていたら、長男坊と末っ子娘がでできた。
よーいどん。
ひっくりかえる。
何度もこけて、半分氷のスロープに顔をぶつけて半泣きになって。
でも登ってきて。
よし、いいぞ。
この家に移り住んで5年目の冬。ようやく、冬の身体の使い方がわかってきた気がする。
昼間も氷点下になるこの地の冬は、たとえ部屋が暖かくても身体がこわばり、動かなくなり、体調がわかるなり、気が沈む。だから、雪をかきのだ。1時間も雪かきすれば、身体に血がめぐり、温まり、かるくなり、気もしゃんとする。足場が不安定な中での全身運動、そして、いつ屋根から雪がずってくるかわからない中での、気の張った時間。
春は1年の準備、夏は食べ物づくり、秋は冬を迎える準備と一寸も油断できないまき割り、冬は雪かき。自然と関わる生活の中では、自然が身体と気持ちを整える条件を用意してくれていると今日思った。
よし、1年をはじめよう。