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2010年7月第3週の日曜日。家まわりや畑の草が一段落ついたので、いよいよ冬ごもりの準備に入る。周囲の木を伐って薪にするだけでは間に合わないので、今年も集落の顔役のおじいさんにお願いして5トンほどクヌギの木を買わせて頂いた。
これから10月頃までチェンソーで40~50cmに玉切って割り、積んでいく作業が続くが、気温の高い日が多くなるお盆過ぎまでは、屋外は午前で切り上げ、午後は家の中で作業することが多くなる。 今日はその最初の週末。そして、この日のお昼と夕餉は、いつも家族でお世話になっている風の谷の方達から頂いた贈り物でとても楽しいものとなった。 昼食は、風の谷で活動される田園で豊かに暮らす女性の会(通称 ベロニカの会)のtaeさんから頂いた鉄のパン焼き窯で焼かれたずっしり重たいパンと、ううちのかみさんがあるものでエイヤッと焼いた全粒粉と薄力粉のパン。これを風の谷の焚き火小屋の管理人さんから頂いた北海道乳業バターでバジルバターとオニオンバターを作って頂く。子達からのリクエストで牛乳でカッテージチーズもつくる。taeさんのパンにバジルバターをのせて頂くと口の中に幾つもの香りと味が広がる・・・う~ん。うまい。 夕食は、焚き火小屋の管理人さんが大家族用にと作ってくれたグリルパン「向谷スペシャル」をよ~しと使う。25cm×25cmのグリルは肉厚でがっしりしており、休日に家族で料理するようなシチュエーションで使うことになりそうだ。 このグリル、もともとは管理人さんの玉子焼きを食べたいという思いから生まれたシリーズとお聞きしているので、まずはこれでしょう!と、9歳の長男坊と卵6個を使って贅沢に出し巻きを作る。厚い鉄板で均等に穏やかに熱が回るためだろう、これまで作り得なかった肌のきれいな玉子焼きができた。 長男坊は隣で唾ゴックン。 次に、オリーブオイルを轢いて、集落の方から頂いたばかりズッキーニと畑の初物の茄子を厚めのスライスにしてステーキにする。ソースは、バジルとタイムとアンチョビを刻みオリーブオイルで溶いて醤油をたらしたもの。それに昨日の子どものプール教室の帰りに夕方2時間ほど防波堤で釣ってきた子アジや子ダイのフリッター。 向谷スペシャルはドスンとそのまま食卓の真ん中においても素敵だ。そして、ナスやズッキーニのステーキはゆっくりと火が通るためだろうか、甘く、やわらかく、ジューシー。 だし巻き卵は、見た目はきれいだが、最初に熱を上げすぎたのか中が少し固い。グリルの加熱の仕方や熱のまわし方が上手にできればもっともっとうまくなるはず。 風の谷で作られたグリルや焚き火のパンがあればこそだが、それと向こうの谷の野菜やハーブを掛け算するとこんなも贅沢になる。そして、何より、焚き火小屋の管理人さんによりグリルパンという道具が作られた環境も、ベロニカさんにより焚き火でパンが焼かれた環境も、とれとれのお野菜やハーブをとれる環境も、食事をさらにおいしく豊かにするための風景も、田園にしかないのだ。田園でなくなれば成立しないものばかりが組み合わさり成り立っている事実に改めて気づかさされる。 こんな楽しい、贅沢な家族の時間をくださった、焚き火小屋の管理人さんとベロニカtaeさんありがとうございます!! 今度は、グリルパンを焚き火で使ってみよう。 今日も別の顔をみせる、向こうの谷の夕暮れ
by mukouno-tani
| 2010-07-27 19:56
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